四国支部
第4回技術研究発表会を開催



 第4回四国支部技術研究発表会は、去る5月23日に、徳島大学総合科学部共通講義棟で開催された。

研究発表数は235編と増加し、年々活性化してきているとともに、参加人数も延べ1000人を超え、

規模が拡大してきている。発表数の内訳は、学校52%、民間34%、官公庁14%となっている。四国

支部の特徴として、毎年、水理学・水文学・河川工学・海岸工学関連の論文が多いのが特徴である。四国

は、吉野川、四万十川といった日本有数の大きな河川が存在することや、四方が太平洋や瀬戸内海等に囲

まれていることが大きな理由の一つと思われる。また、今年は応用力学・構造力学・耐震工学関連の論文

が、今までより約1.5倍の数となった。中央構造線や多くの断層が走る四国の関心の高さが伺える。

 四国支部では、第1回研究発表会から、論文内容・発表技術の向上に寄与したり、研究者・技術者の参

加意欲の向上を図ること等を目的に、優れた発表会を行った研究者・技術者を表彰してきた。

今回も発表者の中から各部門毎に2〜4名の優秀発表者が選出された。敬意を表すとともに今後の精進を

期待する。なお、優秀発表者に関しては、四国支部ホームページに掲載されている。



 (日本道路公団四国支社企画調査課  舩橋修)


元に戻る